この範囲の全体像
数II・Bで学ぶのは、数IIの6つの章(式と証明・複素数と方程式・図形と方程式・三角関数・指数関数と対数関数・微分法と積分法)と、数Bの2つの章(数列・統計的な推測)である。数IIの6章は、数Iで身につけた「式を正確に扱う力」を出発点に、整式の割り算という道具を手に入れ(式と証明)、それを使って複素数まで含めた方程式を解けるようにし(複素数と方程式)、座標平面という新しい舞台に移って図形を式で扱えるようにし(図形と方程式)、その舞台の中心にある単位円から三角関数を定義し直し(三角関数)、指数を実数全体に広げて新しいタイプの関数を作り(指数関数・対数関数)、最後に「変化の割合」という道具でグラフの増減や面積までも計算だけで求められるようにする(微分法と積分法)、という一本の物語になっている。
数Bの2章は、この物語とは別の角度から数を扱う。数列は「規則にしたがって並ぶ数をどう合計するか」を、等差・等比という基本パターンからΣ記号・漸化式・数学的帰納法へと広げながら学ぶ。統計的な推測は、数A「場合の数と確率」の続きとして、確率を「数値の集まり全体の性質」として捉え直し、期待値・分散、二項分布・正規分布を経て、手元のデータから母集団を推測する(推定・仮説検定)というゴールにたどり着く。
数IIと数Bは別の教科書に分かれているが、実際には道具を貸し借りしながら学ぶ場面がいくつもある。数列で身につけるΣの3公式(\(\sum k\)、\(\sum k^2\)、\(\sum c\))は、統計的な推測の期待値・分散の計算にそのまま使われる。式と証明で学ぶ「差をとって0以上を示す」不等式の証明の型と二項定理は、数学的帰納法での不等式証明や、二項分布の確率の総和が1になることの説明にそのまま応用できる。円周上の点を\(\mathrm{P}(r\cos\theta,\ r\sin\theta)\)と表す考え方は三角関数の単位円の考え方そのものであり、微分法の接線・増減の考え方は指数関数・対数関数のグラフの単調性の理解の先にある。この総復習では、こうした章をまたぐつながりを実際の計算で確かめながら、高2の1年間で身につけた力を1つに束ねていこう。
章まとめへのリンク一覧
各章の詳しい要点整理・まとめテストは以下のページにある。この総復習で手が止まった単元があれば、まず該当する章まとめに戻って確認しよう。
- 数II 第1章 式と証明 ― 3次式の公式・二項定理・整式の割り算・恒等式・等式と不等式の証明。
- 数II 第2章 複素数と方程式 ― 複素数の計算・判別式と虚数解・剰余の定理と因数定理・高次方程式。
- 数II 第3章 図形と方程式 ― 座標平面上の点・直線・円、そして軌跡と領域。
- 数II 第4章 三角関数 ― 弧度法・単位円・加法定理・2倍角と合成・三角方程式と不等式。
- 数II 第5章 指数関数・対数関数 ― 指数の拡張・指数関数のグラフ・対数の性質・常用対数。
- 数II 第6章 微分法と積分法 ― 導関数・接線・増減と極値・最大最小・不定積分と定積分・面積。
- 数B 第1章 数列 ― 等差数列・等比数列・Σと階差数列・漸化式・数学的帰納法。
- 数B 第2章 統計的な推測 ― 確率変数と期待値・分散、二項分布・正規分布、推定と仮説検定。
科目全体の総復習は 数II まとめ・数B まとめ にもある。この学年まとめでは、その2科目を1つにつなげた視点で仕上げていく。
要点の総整理 最大値・最小値を求める3つの武器
数II・Bの範囲では「最大値・最小値を求めよ」という問題が、姿を変えながら何度も出てくる。式の形を見た瞬間に、どの武器を使うかを判断できるようになろう。
式が「正の数どうしの和」で、掛けると定数になる形のとき使う。\(a>0,\ b>0\)なら\(a+b \ge 2\sqrt{ab}\)。等号条件(2つの項が等しい)を必ず確認する。
式が\(a\sin\theta+b\cos\theta\)の形をしているとき使う。\(\sqrt{a^2+b^2}\sin(\theta+\alpha)\)の1本のsinにまとめれば、最大値は\(\sqrt{a^2+b^2}\)と即わかる。
3次以上の整式や、区間つきの一般の関数のとき使う。\(f'(x)=0\)となる\(x\)を境目に増減表を作り、極値と区間の端点の値を比べる。
要点の総整理 Σ記号が結ぶ数列と統計的な推測
数Bの2つの章、数列と統計的な推測は、教科書では別の単元として並んでいるが、Σ記号という共通言語でつながっている。ここでは数IIには出てこない、数B内部の重要なつながりを整理しておく。
要点の総整理 「差をとって比べる」という証明の型
数II・Bで学ぶ証明の多くは、実は同じ1つの型でできている。それは「示したいものの左辺と右辺(あるいは前後の状態)の差をつくり、その差が0以上(または0以下)であることを、すでにわかっている事実から示す」という型である。
\(A \ge B\)を示すには\(A-B\)を計算し、それが平方の和などで0以上になることを示す。\(A-B=(x+y)^2+2y^2 \ge 0\)のように、差を「いつも0以上とわかる形」に変形するのが核心。
\(n=k\)で成り立つと仮定したうえで議論を1段階進める。等式(Σ型)の証明なら、\(n=k\)の式に第\((k+1)\)項を加えた結果が目的の形に一致することを示す。不等式の証明なら、\(n=k\)で成り立つと仮定した式を\(n=k+1\)の式に代入し、それが目的の不等式を満たす形まで評価する。
数II全6章・数B全2章を横断する総合演習、全60問。目標時間は90分。答えを入力して「採点」を押すと○×が出るぞ。分数は「-1/2」のように入力。
わからないときは「解説を見る」で解き方を確認しよう。
\((x-3)^3\) を展開せよ。
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\(x^3+3x^2-2x+5\) を \(x+1\) で割ったときの商を \(ax^2+bx+c\)、余りを \(R\) とするとき、\(a,\,b,\,c,\,R\) を求めよ。
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\((2+3i)(4-i)\) を計算せよ。
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\(3x^2-2x+5=0\) について、判別式\(D\)の値と実数解の個数を求めよ。
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2点 \(\mathrm{A}(2,\ -1)\)、\(\mathrm{B}(7,\ 11)\) の間の距離を求めよ。
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2点 \(\mathrm{A}(2,\ -3)\)、\(\mathrm{B}(11,\ 15)\) を結ぶ線分を \(2:1\) に内分する点の座標を求めよ。
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\(x^2+y^2-8x+2y+8=0\) を標準形に直し、中心の座標と半径を求めよ。
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\(210^\circ\) をラジアンで表すと \(\dfrac{\square}{\square}\pi\) の形になる。\(\pi\)を除いた分子・分母をそれぞれ答えよ。
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\(\theta=210^\circ\) のとき、\(\sin\theta\)、\(\cos\theta\) の値を求めよ。
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加法定理を用いて \(\cos15^\circ\) の値を求めよ(\(15^\circ=45^\circ-30^\circ\)として計算せよ)。
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\(27^{\frac{2}{3}}\) の値を求めよ。
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\(\log_3 45 - \log_3 5\) の値を求めよ。
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\(5^{x+2}=125\) を満たす\(x\)の値を求めよ。
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\(f(x)=3x^3-4x^2+5\) の導関数\(f'(x)\)を求めよ。
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\(y=x^2-6x+3\) の \(x=4\) における接線の方程式を、傾きと\(y\)切片で答えよ。
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\(f(x)=x^3-6x^2+9x+2\) の極大値と極小値を求めよ。
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\(\displaystyle\int_0^2 (3x^2-4x+1)\,dx\) の値を求めよ。
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初項\(5\)、公差\(3\)の等差数列\(\{a_n\}\)の第10項\(a_{10}\)を求めよ。
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初項\(3\)、公比\(2\)の等比数列\(\{a_n\}\)の初項から第6項までの和\(S_6\)を求めよ。
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\(\displaystyle\sum_{k=1}^{7} k^2\) の値を求めよ。
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数列\(\{a_n\}\)が\(a_1=1\)、\(a_{n+1}-a_n=2n+1\)を満たすとき、\(a_5\)の値を求めよ。
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確率変数\(X\)が\(1,\ 2,\ 3\)の値をとり、それぞれの確率が\(0.2,\ 0.5,\ 0.3\)であるとき、期待値\(E(X)\)を求めよ。
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確率変数\(X\)が\(1,\ 3,\ 5\)の値をとり、それぞれの確率が\(0.3,\ 0.4,\ 0.3\)であるとき、期待値\(E(X)\)と分散\(V(X)\)を求めよ。
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確率変数\(X\)が二項分布\(B(50,\ 0.2)\)に従うとき、期待値\(E(X)\)と分散\(V(X)\)を求めよ。
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確率変数\(X\)が正規分布\(N(50,\ 10^2)\)に従うとき、\(X=65\)を標準化した値\(z=\dfrac{X-50}{10}\)を求めよ。
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\(a>0\) のとき、\(a+\dfrac{16}{a}\) の最小値を求めよ。
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等式 \(a(x-1)^2+b(x-1)+c = x^2+2\) が\(x\)についての恒等式となるように、定数\(a,\,b,\,c\)の値を求めよ。
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2次方程式 \(x^2-7x+11=0\) の2つの解を\(\alpha,\ \beta\)とする。解を求めずに、解と係数の関係を用いて\(\alpha^2+\beta^2\)の値を求めよ。
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整式 \(P(x)=x^3+2x^2-x+4\) を \((x-1)(x+3)\) で割った余りを \(ax+b\) とするとき、\(a,\ b\) の値を求めよ。
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方程式 \(x^3-4x^2+6x-4=0\) を解け(虚数解はコンマ区切りで入力)。
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円 \(x^2+y^2=25\) 上の点 \((3,\ -4)\) における接線の方程式を、傾きと\(y\)切片で答えよ。
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2点 \(\mathrm{A}(0,\ 0)\)、\(\mathrm{B}(9,\ 0)\) から、\(\mathrm{PA}:\mathrm{PB}=2:1\) となるように動く点\(\mathrm{P}(x,\ y)\)の軌跡を求めよ。円の中心の座標と半径を答えよ。
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直線 \(l:\ 3x+4y-12=0\) について、点 \((2,\ 5)\) から\(l\)までの距離と、原点を通り\(l\)に垂直な直線の傾きを求めよ。
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\(\sin\theta=\dfrac{5}{13}\)、\(0<\theta<\dfrac{\pi}{2}\)のとき、\(\sin2\theta\)、\(\cos2\theta\)の値を求めよ。
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\(\sin\theta+\cos\theta\) を \(r\sin(\theta+\alpha)\) の形に合成せよ(\(0\le\alpha<2\pi\))。
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\(0\le\theta<2\pi\)のとき、\(2\sin\theta-1=0\) を解け(答えが2つあるときはコンマ区切りで入力)。
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\(\log_3(x+1)+\log_3(x-1)<2\) を解け。
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\(\log_{10}3=0.4771\)として、\(3^{50}\)は何桁の数か求めよ。
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\(f(x)=2x^3-3x^2-12x\)(\(-2\le x\le3\))の最大値・最小値を求めよ。
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放物線 \(y=x^2-2x\) と直線 \(y=x\) で囲まれた部分の面積を求めよ。
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数列\(\{a_n\}\)が\(a_1=1\)、\(a_{n+1}=3a_n+4\)を満たすとき、\(a_4\)の値を求めよ。
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\(\displaystyle\sum_{k=1}^{10} k(k+1)\) の値を求めよ。
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\(\displaystyle\sum_{k=1}^{5} \dfrac{1}{k(k+1)}\) の値を求めよ。
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確率変数\(X\)が二項分布\(B\left(4,\ \dfrac{1}{3}\right)\)に従うとき、\(P(X=2)\)を求めよ。
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確率変数\(X\)が正規分布\(N(60,\ 8^2)\)に従うとき、\(P(60\le X\le68)\)を求めよ。正規分布表より\(P(0\le Z\le1)=0.3413\)とする。
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ある母集団から大きさ\(100\)の標本を無作為抽出したところ、標本比率が\(0.5\)であった。母比率\(p\)に対する信頼度95%の信頼区間を求めよ(\(1.96\sqrt{\dfrac{\hat{p}(1-\hat{p})}{n}}\)を計算せよ)。
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円 \(x^2+y^2=9\) 上の点を \(\mathrm{P}(3\cos\theta,\ 3\sin\theta)\)(\(0\le\theta<2\pi\))とする。\(x+y\)(\(x,\ y\)は点\(\mathrm{P}\)の座標)の最大値と、そのときの\(\theta\)を求めよ。
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2次方程式 \(x^2-6x+13=0\) の解を\(\alpha,\ \beta\)とする。恒等式 \(\alpha^3+\beta^3=(\alpha+\beta)^3-3\alpha\beta(\alpha+\beta)\) を用いて、\(\alpha^3+\beta^3\)の値を求めよ。
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1個のさいころを1回投げて出た目を\(X\)とする。数列の章のΣ公式を使って、\(E(X^2)\)の値を求めよ。
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\(x\)がすべての実数を動くとき、\(3^x+3^{2-x}\)の最小値を、相加平均・相乗平均の関係を用いて求めよ。
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3次方程式 \(x^3-3x^2+7x-5=0\) について、\(f(x)=x^3-3x^2+7x-5\)の導関数\(f'(x)\)がつねに正であることを示し、実数解がただ1つであることを説明せよ。そのうえで、実数解と残り2つの解(虚数解)をすべて求めよ(虚数解はコンマ区切りで入力)。
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\(f(\theta)=3\cos\theta+4\sin\theta\)(\(0\le\theta<2\pi\))を合成して、最大値を求めよ。
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すべての自然数\(n\)について、等式 \[ 1^3+2^3+3^3+\cdots+n^3=\left\{\dfrac{n(n+1)}{2}\right\}^2 \] が成り立つことを数学的帰納法で証明せよ(\(n=k\)から\(n=k+1\)に進む式変形では、式と証明の章で学んだ3次式の展開公式\((a+b)^3=a^3+3a^2b+3ab^2+b^3\)の考え方を使って、両辺がきちんと一致することを丁寧に示すこと)。
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確率変数\(X\)が二項分布\(B\left(8,\ \dfrac{1}{4}\right)\)に従うとき、分散\(V(X)\)と標準偏差\(\sigma(X)\)を求めよ。
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元金\(10\)万円を年利\(5\%\)(\(1.05\)倍)の複利で運用するとき、\(n\)年後の元利合計は\(10\times1.05^n\)(万円)と表せる(等比数列の一般項と同じ形である)。\(\log_{10}1.05=0.0212\)、\(\log_{10}2=0.3010\)として、元利合計が初めて\(20\)万円を超えるのは何年後か求めよ。
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3次関数 \(y=2x^3-x\) の \(x=1\) における接線の方程式を求めよ。また、点 \((0,\ 9)\) からその接線までの距離を求めよ。
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\(x>0,\ y>0\)で\(3x+2y=12\)のとき、相加平均・相乗平均の関係を用いて\(xy\)の最大値を求めよ。さらに、直線\(3x+2y=12\)と\(x\)軸・\(y\)軸で囲まれる三角形の面積を求めよ。
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確率変数\(X\)が二項分布\(B(n,\ p)\)に従うとき、確率の総和\(\displaystyle\sum_{k=0}^{n}P(X=k)={}_n\mathrm{C}_0p^0(1-p)^n+{}_n\mathrm{C}_1p^1(1-p)^{n-1}+\cdots+{}_n\mathrm{C}_np^n(1-p)^0\)が、つねに\(1\)になることを、式と証明の章で学んだ二項定理を用いて説明せよ。
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\(\sin\dfrac{\pi}{6}+\sin\dfrac{2\pi}{6}+\sin\dfrac{3\pi}{6}+\sin\dfrac{4\pi}{6}+\sin\dfrac{5\pi}{6}+\sin\dfrac{6\pi}{6}\) の値を求めよ。
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円\(C:\ x^2+y^2=25\)上を反時計回りに動く点\(\mathrm{P}_n\)について、原点\(\mathrm{O}\)と点\(\mathrm{P}_n\)を結ぶ動径\(\mathrm{OP}_n\)の表す角(ラジアン)を、時刻\(n\)(\(n=1,2,3,\ldots\))ごとに数列\(\{\theta_n\}\)で表す。\(\{\theta_n\}\)は初項\(\theta_1=0\)、公差\(\dfrac{\pi}{6}\)の等差数列である。時刻\(n\)での点\(\mathrm{P}_n\)の座標は\(\mathrm{P}_n(5\cos\theta_n,\ 5\sin\theta_n)\)である。 (1) \(\theta_5\)の値を求めよ。 (2) \(\mathrm{P}_3\)の座標を求めよ。 (3) 直線\(\mathrm{OP}_3\)(\(\mathrm{O}\)は原点)の傾きを求めよ。
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答えだけでなく「なぜそうなるか」を文章と式で書く練習。模範解答と見比べて、書き方の型を身につけよう。
「要点の総整理」で見た通り、最大値・最小値を求める武器は式の見た目で選び分ける。次の2つの関数について、(a)相加平均・相乗平均の関係、(b)三角関数の合成のどちらを使うのが適切かをそれぞれ判断し、その理由を説明したうえで、実際に最大値または最小値を求めよ。 (a) \(x>0\)のとき、\(f(x)=x+\dfrac{9}{x}\)の最小値 (b) \(0\le\theta<2\pi\)のとき、\(g(\theta)=3\sin\theta+4\cos\theta\)の最大値
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円 \(x^2+y^2=16\) 上の点を \(\mathrm{P}(4\cos\theta,\ 4\sin\theta)\)(\(0\le\theta<2\pi\))とし、円周上の定点を\(\mathrm{Q}(4,\ 0)\)とする。三角形\(\mathrm{OPQ}\)(\(\mathrm{O}\)は原点)の面積を\(\theta\)の式で表し、面積が最大になる\(\theta\)の値とそのときの面積を求めよ。さらに、円の半径が一般の\(r\)であるときの面積の最大値を、\(r\)を用いた式で表せ。
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花子「\(t=0\)を代入すると、\(\cos0=1\)だから\(h(0)=2\)。たしかに一番低い位置の高さになるね。」
太郎「じゃあ、他の時刻でも高さを計算してみよう。」
\(t=3\)のときの高さ\(h(3)\)を求めると、\(h(3)=\boxed{\text{アイ}}\)mである。
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花子「(1)で求めた \(h(3)=12\) はまだ\(17\)mに届いていないね。高さが\(17\)mを超えるのはいつからいつまでか調べてみよう。」高さが初めて\(17\)mになる時刻は\(t=\boxed{\text{ウ}}\)(分)である。
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太郎「今度は、高さが\(17\)m以上になっている時間帯そのものを求めてみよう。」\(h(t)\ge17\)となる\(t\)の範囲を求めると、高さが\(17\)m以上である時間は\(\boxed{\text{エ}}\)分間である。
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容器の体積を\(V(x)=x(12-2x)^2\)とする。これを展開して整理すると\(V(x)=4x^3-48x^2+144x\)となる。\(V'(x)\)を求めて因数分解すると \[ V'(x)=12(x-\boxed{\text{ア}})(x-\boxed{\text{イ}}) \] となる(ア\(<\)イとする)。ア、イの値を求めよ。
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\(0<x<6\)の範囲で\(V(x)\)の増減を調べると、体積が最大になるのは\(x=\boxed{\text{ウ}}\)のときで、そのときの体積は\(V(x)=\boxed{\text{エオカ}}\ \mathrm{cm^3}\)である。
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実際に切り取る大きさを、(2)で体積が最大になるとわかった\(x=2\)cmに決めたとき、使用する厚紙の面積(底面積+4つの側面積の合計。切り取って捨てる4隅の正方形は含まない)を求めよ。使用面積は\(\boxed{\text{キクケ}}\ \mathrm{cm^2}\)である。
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花子「これって、公比\(1.1\)の等比数列と同じ形だね。」
太郎「そうだね。まずは最初の数年でどう増えるか計算してみよう。」
\(a_1\)、\(a_2\)の値をそれぞれ求めよ。\(a_1=\boxed{\text{アイウ}}\)万円、\(a_2=\boxed{\text{エオカ}}\)万円である。
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花子「(1)で求めた \(a_1=110\)、\(a_2=121\) を見ると、たしかに毎年\(1.1\)倍になっているね。」太郎「じゃあこの先も\(a_n=100\times1.1^n\)という式でずっと計算できそうだ。元利合計が\(200\)万円を超えるのは何年後だろう。」\(\log_{10}1.1=0.0414\)、\(\log_{10}2=0.3010\)として、元利合計が初めて\(200\)万円を超えるのは\(\boxed{\text{キ}}\)年後である。
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(2)より\(8\)年後に初めて\(200\)万円を超えることがわかった。では、その1年前の\(7\)年後の元利合計\(a_7\)はまだ\(200\)万円に届いていないことを実際に計算して確かめよう。(1)で求めた\(a_1=110\)、\(a_2=121\)から公比\(1.1\)倍を繰り返して、\(a_7\)の値を、小数第1位を四捨五入した整数で求めよ。\(a_7=\boxed{\text{クケコ}}\)万円である。
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花子「この学校全体では、朝食を毎日食べる生徒の割合はどれくらいだろう。」
太郎「標本から母集団の比率を推定してみよう。」
標本比率\(\hat{p}\)を、これ以上約分できない分数\(\dfrac{\boxed{\text{ア}}}{\boxed{\text{イ}}}\)の形で求めよ。
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母比率\(p\)に対する信頼度\(95\%\)の信頼区間を、公式\(\hat{p}\pm1.96\sqrt{\dfrac{\hat{p}(1-\hat{p})}{n}}\)を用いて求めよ。\(0.\boxed{\text{ウエ}} \le p \le 0.\boxed{\text{オカ}}\)の形で答えよ。
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花子「(2)で求めた信頼区間の幅は\(0.57-0.43=0.14\)だった。もっと精度を上げて、この幅を\(0.1\)以下にしたい。」太郎「標本比率は(1)と同じ\(\hat{p}=\dfrac{1}{2}\)のままだとして、必要な標本の大きさ\(n\)を計算してみよう。」信頼区間の幅\(2\times1.96\sqrt{\dfrac{\hat{p}(1-\hat{p})}{n}}\)が\(0.1\)以下になるために必要な\(n\)の最小値は\(n=\boxed{\text{キクケ}}\)である。
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太郎「まずは因数定理で、代入して\(0\)になる値を探そう。」
花子「定数項\(6\)の約数を順番に試してみよう。」
この3次方程式をすべて解くと、\(x=\boxed{\text{ア}},\ \boxed{\text{イ}},\ \boxed{\text{ウ}}\)(ア\(<\)イ\(<\)ウとする。アは符号もつけて入力)である。
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(1)で求めた解のうち、最大のものを\(\alpha\)、最小のものを\(\beta\)とする(\(\alpha=3,\ \beta=-2\))。2点\(\mathrm{A}(\alpha,\ 0)\)、\(\mathrm{B}(0,\ \beta)\)を通る直線の傾きは\(\dfrac{\boxed{\text{エ}}}{\boxed{\text{オ}}}\)、\(y\)切片は\(\boxed{\text{カ}}\)である(カは符号もつけて入力)。
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原点\(\mathrm{O}\)から、(2)で求めた直線までの距離を求めよ。距離は\(\dfrac{\boxed{\text{キ}}\sqrt{\boxed{\text{クケ}}}}{\boxed{\text{コサ}}}\)である。