この範囲の全体像
数III・Cで学ぶ範囲は、数III(極限・微分法・積分法の全3章)と数C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面の全2章)からなる、高校数学でいちばん範囲の広い学年である。数III単独の物語は数IIIのまとめで確認したとおり、「極限という言葉を用意する→その言葉で微分を定義し公式を広げる→微分の逆演算として積分を定義し、積分自身も極限(区分求積法)で定義される」という一直線の流れになっている。一方の数Cも、数Cのまとめで確認したとおり、ベクトル・複素数平面・2次曲線が「平面(や空間)上の1点をどう表すか」という同じ問いに、違う道具で答えるという1本の軸でつながっている。
この高3の総復習でいちばん意識したいのは、数IIIと数Cという一見別々の科目が、実は同じ図形に対して役割分担をしているという事実である。たとえば楕円\(x=a\cos\theta,\ y=b\sin\theta\)という媒介変数表示は数C(平面上の曲線)の言葉で定義されるが、この曲線の接線の傾きを求めるには数III(微分法)の公式\(\dfrac{dy}{dx}=\dfrac{dy/d\theta}{dx/d\theta}\)が必要になる。同じ楕円の方程式\(\dfrac{x^2}{a^2}+\dfrac{y^2}{b^2}=1\)を陰関数とみて微分すれば、媒介変数を使わなくても同じ接線の傾きが求まる――数III(微分法)の「いろいろな関数の導関数」の章は、まさにこの数Cの図形を調べるための道具として用意されている。
「長さ」や「距離」についても同じ役割分担がある。数Cのベクトルの大きさの公式\(|\vec{a}|=\sqrt{a_1^2+a_2^2}\)や複素数の絶対値\(|z|=\sqrt{a^2+b^2}\)は、動かない2点間の距離を一瞬で測る道具である。一方、円や楕円が媒介変数表示で動く点として与えられているとき、その曲線に沿った長さ(弧の長さ)を測るには数III(積分法)の公式\(\displaystyle L=\int_{\alpha}^{\beta}\sqrt{\left(\dfrac{dx}{dt}\right)^2+\left(\dfrac{dy}{dt}\right)^2}\,dt\)が必要になる。どちらの公式も根号の中身は同じ三平方の定理であり、「静止した2点をまっすぐ測るか、曲線に沿って動きながら測るか」で使う科目(道具)が変わるだけだと考えると、公式が驚くほど少なく感じられるはずだ。
2次曲線(放物線・楕円・双曲線)の定義そのものも、「距離が一定」という条件で作られている。楕円なら2焦点までの距離の和が一定、双曲線なら距離の差が一定――この「距離」を実際の数として計算する場面では、結局ベクトルの大きさの公式(三平方の定理)が働いている。また、方程式の実数解や図形の共有点の個数を調べるときも、数III(微分法の増減表・中間値の定理)と数C(2次曲線と直線の判別式)という2つの道具が使い分けられる。このまとめでは、こうした数III・数Cをまたぐ組み合わせ問題(標準・発展の後半に多く含まれる)を通して、数III・Cの範囲全体が実はいくつかの共通する考え方――極限、微分、距離、判別――の組み合わせでできていることを確認していこう。
章まとめへのリンク一覧
各章の詳しいまとめ・まとめテストは以下のページにある。この総復習で手が止まった単元があれば、まず該当する章まとめに戻って確認しよう。
- 数III 全体のまとめ
- 数C 全体のまとめ
- 数III 極限 ― 数列の極限・関数の極限、はさみうちの原理、連続性・中間値の定理・ネイピア数\(e\)。
- 数III 微分法 ― 積・商・合成関数の微分、三角関数・指数関数・対数関数の導関数、陰関数・媒介変数の微分、接線・増減・極値、応用(速度・近似・不等式)。
- 数III 積分法 ― 置換積分・部分積分、区分求積法、面積・体積・曲線の長さ。
- 数C ベクトル ― 成分の演算・内積、位置ベクトルと図形(内分点・外分点・重心・共線条件)、空間ベクトル。
- 数C 平面上の曲線と複素数平面 ― 2次曲線(放物線・楕円・双曲線)、媒介変数表示・極座標、複素数平面、ド・モアブルの定理。
要点の総整理 曲線の接線の傾きを求める手段の一覧
数Cで定義された曲線の接線の傾きを求める方法は、曲線がどんな形で表されているかによって3通りある。どれも根っこにあるのは数III(微分法)の合成関数の微分法だが、使う場面が違う。
数I〜数IIIで学んできた通常の微分。そのまま\(y'\)を計算すればよい。
2次曲線の方程式そのもの。両辺を\(x\)で微分し、\(y\)を含む項には合成関数の微分法で\(y'\)をつけて、あとで\(y'\)について解く。
\(\dfrac{dy}{dx}=\dfrac{dy/dt}{dx/dt}\)の公式で求める。\(t\)を消去しなくても傾きが出る。
要点の総整理 図形の量(長さ・面積・体積)を測る2つの道具
「距離」や「大きさ」を測る道具には、静止した2点をまっすぐ測るベクトル・複素数の絶対値と、曲線に沿って積み重ねて測る積分の、大きく2種類がある。
要点の総整理 実数解・共有点の個数を調べる手段の一覧
「方程式の実数解は何個あるか」「曲線と直線の共有点は何個あるか」という問いには、相手にする関数の種類によって2つの道具が使い分けられる。
増減表で極大値・極小値を求め、それらの符号(またはx軸との位置関係)から共有点の個数を正確に数える(数III微分法)。
連立して1文字を消去すると2次方程式になるので、判別式\(D\)の符号(\(D>0\)で2個、\(D=0\)で接する、\(D<0\)で0個)で共有点の個数がすぐ分かる(数C・代数的な方法)。
数III・数Cの全範囲を横断する総合演習、全60問。目標時間は90分。答えを入力して「採点」を押すと○×が出るぞ。\(\infty\)は「inf」と入力しよう。分数は「-1/2」のように入力。
わからないときは「解説を見る」で解き方を確認しよう。
\(\displaystyle\lim_{n\to\infty} \left(\dfrac{3}{4}\right)^n\) を求めよ。
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\(\displaystyle\lim_{n\to\infty} \dfrac{5n-2}{3n+4}\) を求めよ。
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\(\displaystyle\lim_{x\to1}\dfrac{x^2-1}{x-1}\) を求めよ。
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\(\displaystyle\lim_{x\to0}\dfrac{\sin5x}{2x}\) を求めよ。
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\(y=(2x-1)(x+3)\) を微分し、\(y'(2)\) の値を求めよ。
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\(y=\dfrac{x-4}{x+2}\) を微分し、\(y'(1)\) の値を求めよ。
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\(y=(3x-1)^5\) を微分すると \(y'=A(3x-1)^4\) の形になる。\(A\)の値と\(y'(1)\)の値を求めよ。
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\(y=\sin x\) の \(x=\dfrac{\pi}{6}\) における微分係数と、\(y=\cos x\) の \(x=\dfrac{\pi}{3}\) における微分係数をそれぞれ求めよ。
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\(y=\ln x\) の \(x=\dfrac13\) における微分係数と、\(y=e^x\) の \(x=2\) における微分係数をそれぞれ求めよ。
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\(\displaystyle \int \left(6x^2 - \dfrac{3}{x} + 4\sin x\right) dx\) を求めよ(\(C\)は省略してよい)。\(x^3\)の係数、\(\ln|x|\)の係数、\(\cos x\)の係数をそれぞれ求めよ。
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\(\displaystyle \int_0^1 6x(x^2+1)^2\,dx\) を求めよ。
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\(\displaystyle \int_0^1 xe^{2x}\,dx\) を求めよ。
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\(\displaystyle \int_{-3}^{3} (5x^3-2x)\,dx\) を求めよ。
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\(\vec{a}=(2,\ -3),\ \vec{b}=(-1,\ 4)\) のとき、\(2\vec{a}-3\vec{b}\) を成分で求めよ。
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\(\vec{a}=(3,\ 1),\ \vec{b}=(2,\ -4)\) の内積 \(\vec{a}\cdot\vec{b}\) を求めよ。
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\(\vec{a}=(3,\ 4)\) の大きさ \(|\vec{a}|\) を求めよ。
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2点 \(A(1,\ 2),\ B(9,\ 10)\) を \(3:1\) に内分する点の座標を求めよ。
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3点 \(A(0,\ 0),\ B(6,\ 0),\ C(3,\ 9)\) の重心 \(G\) の座標を求めよ。
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\(\vec{a}=(1,\ 2,\ -2)\) の大きさ \(|\vec{a}|\) を求めよ。
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放物線 \(y^2=8x\) の焦点のx座標と、準線の方程式(\(x=\)の右辺の値)を求めよ。
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楕円 \(\dfrac{x^2}{16}+\dfrac{y^2}{9}=1\) の焦点のx座標(正の方の値)を求めよ。
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双曲線 \(\dfrac{x^2}{9}-\dfrac{y^2}{16}=1\) の漸近線の傾き(正の方の値)を求めよ。
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複素数 \(z=1+i\) の絶対値 \(|z|\) と、偏角(度)を求めよ。
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\(z=\cos60°+i\sin60°\) のとき、\(z^3\) の値(実数)を求めよ。
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方程式 \(z^5=1\)(1の5乗根)を満たす複素数\(z\)は何個あるか。
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\(\displaystyle\lim_{n\to\infty} \left(\sqrt{n^2+5n} - n\right)\) を求めよ。
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\(\displaystyle\lim_{x\to3}\dfrac{2x^2+ax+b}{x-3}=7\) が成り立つように定数 \(a,\ b\) の値を定めよ。
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次の関数が \(x=4\) で連続となるように、定数 \(a\) の値を定めよ。 \[ f(x) = \begin{cases} \dfrac{x^2-16}{x-4} & (x \neq 4) \\ a & (x = 4) \end{cases} \]
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\(y=(x+2)^4(x-1)^3\) を対数微分法で微分し、\(y'(2)\) の値を求めよ。
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\(y = x^3-3x^2-9x+5\) の極値を求めよ。
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曲線 \(y=e^{2x}\) の \(x=0\) における接線の傾きと\(y\)切片を求めよ。
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\(f(x)=x^3-3x+k\) のグラフが\(x\)軸と異なる3点で交わるように、定数\(k\)の値の範囲を求めよ。
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\(\displaystyle \int \dfrac{1}{x^2-9}\,dx = \dfrac{1}{\text{ア}}\ln\left|\dfrac{x-3}{x+3}\right|+C\) のアを求めよ。
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\(\displaystyle \int_0^{\pi/4} \cos^2 x\,dx\) を求めよ。
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曲線 \(y=\dfrac23x^{3/2}\)(\(0\le x\le3\))の長さ \(L\) を求めよ。
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3点 \(A(1,\ 2),\ B(4,\ 8),\ C(k,\ 20)\) が一直線上にあるように、定数\(k\)の値を求めよ。
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\(\vec{a}=(x,\ 3),\ \vec{b}=(4,\ -2)\) が垂直であるように、\(x\)の値を求めよ。
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\(\vec{a}=(1,\ 2,\ 2),\ \vec{b}=(2,\ -1,\ 2)\) の内積 \(\vec{a}\cdot\vec{b}\) と、なす角\(\theta\)の\(\cos\theta\)を求めよ。
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2点 \(A(2,\ 1),\ B(8,\ 4)\) を \(5:2\) に外分する点の座標を求めよ。
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楕円 \(\dfrac{x^2}{25}+\dfrac{y^2}{9}=1\) 上の点\(P\)から2つの焦点\(F,\ F'\)までの距離の和 \(PF+PF'\) を求めよ。
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極方程式 \(r=6\cos\theta\) が表す図形は円である。この円の半径を求めよ。
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\(z=2(\cos30°+i\sin30°)\) を原点を中心に \(90°\) 回転した複素数の絶対値と偏角(度)を求めよ。
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媒介変数表示 \(x=2+3t,\ y=-1+4t\)(\(0\le t\le2\))で表される線分の長さ \(L\) を、曲線の長さの公式を用いて求めよ。
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楕円 \(x=3\cos\theta,\ y=2\sin\theta\) 上の \(\theta=\dfrac{\pi}{3}\) の点における接線の傾き \(\dfrac{dy}{dx}\) を求めよ。
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楕円 \(\dfrac{x^2}{8}+\dfrac{y^2}{2}=1\) 上の点 \((2,\ 1)\) における接線の傾きを、陰関数の微分で求めよ。
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点 \(A(1,\ 0,\ 0)\) から、直線上の点 \(P(t)=(t,\ 2t,\ 2-t)\)(\(t\)は実数)までの距離の2乗 \(f(t)=AP^2\) を \(t\)の関数として表し、微分によって距離\(AP\)が最小となる\(t\)の値と、そのときの\(f(t)\)の値を求めよ。
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\(z=3\cos\theta+4i\sin\theta\)(\(0\le\theta\le2\pi\))について、\(|z|^2\)を\(\theta\)の関数として表し、微分を用いて\(|z|\)の最大値を求めよ。
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円 \(x=2\cos\theta,\ y=2\sin\theta\) 上の点の x座標と y座標の積 \(xy\) の最大値を、\(\theta\)による微分を用いて求めよ。
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ベクトル \(\vec{a}_n=\left(\dfrac1n,\ \dfrac{n+1}{n}\right)\) について、\(n\to\infty\)のときの各成分の極限を求めよ。
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円 \(x=2\cos\theta,\ y=2\sin\theta\)(\(0\le\theta\le\dfrac{\pi}{2}\))の長さ \(L\) を、曲線の長さの公式で求めよ。
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\(a=\displaystyle\lim_{n\to\infty}\dfrac{4n-1}{2n+3}\) とする。ベクトル \(\vec{w}=(a,\ a^2)\) の大きさ \(|\vec{w}|\) を求めよ。また、関数 \(g(x)=x^2-ax\) の最小値を求めよ。
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位置ベクトルで表される点 \(P(t)=(1+t,\ 2-t,\ t)\) から原点までの距離の2乗 \(f(t)=OP^2\) を \(t\)の関数として表し、微分を用いて \(f(t)\) を最小にする\(t\)の値と、その最小値を求めよ。
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直線 \(y=x+k\) が楕円 \(\dfrac{x^2}{4}+y^2=1\) に接するように、正の定数\(k\)の値を求めよ。
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複素数平面上を動く点 \(z(t)=2(\cos t+i\sin t)\) の実部 \(x(t)=2\cos t\) について、\(\dfrac{dx}{dt}\)を求め、\(t=\dfrac{\pi}{3}\)における値を求めよ。
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\(\displaystyle \int_{-3}^{3} \dfrac23\sqrt{9-x^2}\,dx\) を、置換積分 \(x=3\sin\theta\) を用いて求めよ。
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\(\displaystyle \lim_{n\to\infty}\dfrac1n\sum_{k=1}^{n}\left\{3\left(\dfrac kn\right)^2+2\right\}\) を定積分に直し、値を求めよ。
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複素数 \(z=3+4i\) を、原点を中心に \(90°\) 回転した複素数 \(w=iz\) を求め、\(w\)に対応するベクトルの成分を求めよ。
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双曲線 \(x^2-\dfrac{y^2}{3}=1\) 上で、\(x=2\)、\(y>0\) を満たす点における接線の傾きを、陰関数の微分で求めよ。
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\(a=\displaystyle\lim_{x\to\infty}\dfrac{6x^2+x}{2x^2-5}\) とする。空間ベクトル \(\vec{u}=(a,\ 0,\ a)\) の大きさ \(|\vec{u}|\) を求めよ。さらに、関数 \(h(x)=x^3-3a^2x\) の極値を求めよ。
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\(g(\theta)=e^{\cos\theta}\)(\(0\le\theta\le\pi\))の増減を調べ、最大値・最小値を求めよ。さらに、媒介変数表示 \(x=\cos\theta,\ y=\sin\theta\)(\(0\le\theta\le\pi\))が表す曲線の長さ\(L\)を求めよ。
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答えだけでなく「なぜそうなるか」を文章と式で書く練習。模範解答と見比べて、書き方の型を身につけよう。
数Cで定義された楕円の媒介変数表示 \(x=a\cos\theta,\ y=b\sin\theta\) に対して、数IIIの微分法(媒介変数表示の微分公式)を使うと、曲線上の点における接線の傾きが求まる。\(a=4,\ b=3\)の場合について、\(\theta=\dfrac{\pi}{4}\)における接線の傾きを実際に求めよ。また、数IIIの積分法(曲線の長さの公式)を使えば、数Cで定義された曲線の長さも計算できることを、半径3の円の第1象限部分(\(x=3\cos\theta,\ y=3\sin\theta,\ 0\le\theta\le\dfrac{\pi}{2}\))を例に示し、この2つの計算から「曲線を定義する数C」と「曲線を調べる数III」がどうつながっているかを説明せよ。
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「距離」を測るという同じ考え方が、ベクトルの大きさの公式と複素数の絶対値の公式として、数Cの中に2つの言葉で登場する。\(\vec{a}=(3,\ 4)\)と\(z=3+4i\)を例に、この2つの計算が同じであることを確認せよ。さらに、この「距離」の考え方が2次曲線の定義そのものを支えていることを、楕円\(\dfrac{x^2}{25}+\dfrac{y^2}{9}=1\)と、その楕円上の点\((0,\ 3)\)を例に説明せよ。
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誘導に沿って値を順に埋めていく形式の大問。私立大や国公立二次の穴埋め型の練習になる。
なお数IIIは共通テストの出題範囲ではないため、ここでは共通テスト対策ではなく、誘導に乗る力を鍛える演習として扱う。
花子「観覧車って、円運動を媒介変数で表しているんだね。」
太郎「そうか。この\(\theta\)を\(t\)で微分すれば、動く速さも分かりそうだ。」
\(t=10\)秒後のゴンドラのx座標を求めると、\(x=\dfrac{\boxed{\text{ア}}}{\boxed{\text{イ}}}\)(m)である。ア、イを求めよ。
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高さ\(y\)の変化率\(\dfrac{dy}{dt}\)を\(\theta\)の式で表し、\(t=10\)秒における値を求めると、\(\dfrac{dy}{dt}=\dfrac{\boxed{\text{ウ}}}{\boxed{\text{エオ}}}\pi\)(m/秒)である。ウ、エオを求めよ。
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花子「観覧車が回っている間、ゴンドラが実際に動く道のりも計算できそうだね。」(2)で求めた\(\dfrac{dy}{dt}=\dfrac{3\pi}{10}\cos\theta\)と、同じ計算方法で求められる\(\dfrac{dx}{dt}=-\dfrac{3\pi}{10}\sin\theta\)を使って、\(t=15\)秒から\(t=30\)秒までにゴンドラが動いた道のり(弧の長さ)\(L\)を、\(\displaystyle L=\int_{15}^{30}\sqrt{\left(\dfrac{dx}{dt}\right)^2+\left(\dfrac{dy}{dt}\right)^2}\,dt\)から求めると、\(L=\dfrac{\boxed{\text{カ}}}{\boxed{\text{キ}}}\pi\)(m)である。カ、キを求めよ。
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太郎「複素数の絶対値と、微分でわかる速さは、同じものなのかな。」
花子「実部だけを取り出して、時刻\(t\)で微分してみようよ。」
\(t=\dfrac18\)秒後の\(z(t)\)の実部と虚部を求めよ。実部\(=\boxed{\text{ア}}\)、虚部\(=\boxed{\text{イ}}\)。
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実部\(x(t)=4\cos4\pi t\)を\(t\)で微分すると\(\dfrac{dx}{dt}=-16\pi\sin4\pi t\)となる。\(t=\dfrac18\)秒におけるこの値を求めると\(\dfrac{dx}{dt}=\boxed{\text{ウエ}}\,\pi\)(符号もつけて入力)である。ウエを求めよ。
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(1)で求めた\(z\!\left(\dfrac18\right)\)を使って\(\left|z\!\left(\dfrac18\right)\right|\)を求めよ。さらに、\(|z(t)|\)は実は時刻\(t\)によらずつねに一定の値であることを絶対値の性質から示し、その一定の値を求めよ。\(|z(t)|=\boxed{\text{オ}}\)。
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花子「この曲線の下の面積を求めれば、アーチの断面積が分かるね。」
アーチの下(\(-4\le x\le4\)、\(0\le y\))の面積\(S\)を、置換積分\(x=4\sin\theta\)を用いて定積分で求めると、\(S=\boxed{\text{ア}}\pi\)(m²)である。アを求めよ。
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このアーチの奥行き(x軸に垂直な方向の厚み)が5mであるとき、アーチの下の空間の体積\(V=S\times5\)を求めると、\(V=\boxed{\text{イウ}}\pi\)(m³)である。イウを求めよ。
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花子「アーチの断面積が分かったから、断面の平均の高さも計算できるね。」(1)で求めた面積\(S\)を、アーチの底辺の長さ8m(\(-4\le x\le4\)の範囲)で割ると、断面の平均の高さが求まる。この平均の高さを求めると、\(\dfrac{S}{8}=\dfrac{\boxed{\text{エ}}}{\boxed{\text{オ}}}\pi\)(m)である。エ、オを求めよ。
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太郎「速度ベクトルを求めれば、原点にいちばん近づく時刻も計算できそうだね。」
\(t=1\)秒におけるドローンの位置の成分を求めよ。x成分\(\boxed{\text{ア}}\)、y成分\(\boxed{\text{イ}}\)、z成分\(\boxed{\text{ウ}}\)(負の成分は符号もつけて入力)。
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速度ベクトル\(\vec{v}(t)=\dfrac{d\vec{p}}{dt}\)を求めよ。x成分\(\boxed{\text{エ}}\)、y成分\(\boxed{\text{オ}}\)、z成分\(\boxed{\text{カ}}\)(負の成分は符号もつけて入力)。
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花子「原点からの距離\(|\vec{p}(t)|\)が最小になる時刻では、位置ベクトル\(\vec{p}(t)\)と(2)で求めた速度ベクトル\(\vec{v}\)が垂直になっているはずだよ。」(2)の\(\vec{v}\)を用いて、\(\vec{p}(t)\cdot\vec{v}=0\)となる時刻\(t\)を求めよ。また、そのときの原点からの距離を求めよ。\(t=\boxed{\text{キ}}\)、距離\(=\sqrt{\boxed{\text{ク}}}\)。
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花子「歯の数を増やしていくと、隣り合う頂点はどんどん近づいていくはずだね。」
\(z^6=64\)の解はすべて絶対値が等しい。この値\(|z|\)を求めよ。\(\boxed{\text{ア}}\)。
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解のうち偏角が\(0°\)であるもの(正の実数解)を\(z_0\)とする。\(z_0\)の値と、隣り合う解どうしの偏角の差(度)を求めよ。\(z_0=\boxed{\text{イ}}\)、偏角の差\(=\boxed{\text{ウエ}}\)°。
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歯の数が\(n\)個のとき、隣り合う頂点の偏角の差は\(\dfrac{360°}{n}\)である。\(n\)を限りなく大きくするときの極限\(\displaystyle\lim_{n\to\infty}\dfrac{360°}{n}\)を求めよ。\(\boxed{\text{エ}}\)°。