直角三角形とsin・cos・tanの定義
直角三角形の1つの鋭角に注目すると、3辺の長さの比がいつも決まった値になる。この比のことを「三角比」と呼び、\(\sin\theta\)(サイン)・\(\cos\theta\)(コサイン)・\(\tan\theta\)(タンジェント)の3種類がある。ここでの \(\theta\) は直角三角形の鋭角なので、\(0^\circ < \theta < 90^\circ\) の範囲で考える。
直角三角形には、注目している角 \(\theta\) との位置関係で名前がついた3つの辺がある。
隣辺 \(\theta\) を作っている2辺のうち、斜辺でない方の辺
対辺 \(\theta\) の向かい側にある辺
\(\sin\theta\) = 対辺 ÷ 斜辺 \(\cos\theta\) = 隣辺 ÷ 斜辺 \(\tan\theta\) = 対辺 ÷ 隣辺
上の図なら \(\sin\theta = \dfrac{3}{5}\) \(\cos\theta = \dfrac{4}{5}\) \(\tan\theta = \dfrac{3}{4}\)
例題1 直角三角形で、隣辺12・対辺5・斜辺13のとき、\(\sin\theta,\ \cos\theta,\ \tan\theta\) を求めよ。
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例題2 直角三角形で、対辺6・斜辺10のとき(隣辺の長さは書かれていない)、\(\sin\theta,\ \cos\theta,\ \tan\theta\) を求めよ。
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有名角 \(30^\circ\)・\(45^\circ\)・\(60^\circ\) の値
直角三角形の中でも、\(30^\circ\)・\(45^\circ\)・\(60^\circ\) の三角比は特によく使うので暗記しておきたい。2種類の特別な直角三角形の辺の比を覚えておけば、自分で導くこともできる。
\(45^\circ\) の三角形(\(1:1:\sqrt{2}\))
\(30^\circ\)・\(60^\circ\) の三角形(\(1:2:\sqrt{3}\))
この2つの三角形から、次の値が読み取れる。
| \(\theta\) | \(\sin\theta\) | \(\cos\theta\) | \(\tan\theta\) |
| \(30^\circ\) | \(\dfrac{1}{2}\) | \(\dfrac{\sqrt3}{2}\) | \(\dfrac{\sqrt3}{3}\) |
| \(45^\circ\) | \(\dfrac{\sqrt2}{2}\) | \(\dfrac{\sqrt2}{2}\) | \(1\) |
| \(60^\circ\) | \(\dfrac{\sqrt3}{2}\) | \(\dfrac{1}{2}\) | \(\sqrt3\) |
例題3 1辺の長さが8の正三角形の高さを求めよ。
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例題4 1辺の長さが5の正方形の対角線の長さを求めよ。
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三角比の利用――高さを測る
直接はかれない木やビルの高さも、地面にいる人から見た角度(仰角)と、そこまでの水平距離がわかれば、\(\tan\) を使って計算できる。
例題5 目の位置から木の先端を見上げる角度(仰角)が\(45^\circ\)、木までの水平距離が10mのとき、目の高さから先端までの高さを求めよ。
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例題6 ビルから20m離れた地点で先端を見上げる角度(仰角)が\(60^\circ\)のとき、目の高さから先端までの高さを求めよ。
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迷ったときの見分け方(まとめ)
答えを入力して「採点」を押すと○×が出るぞ。分数は「3/5」、根号は「√3/2」または「sqrt3/2」のように入力。
わからないときは「解説を見る」で解き方を確認しよう。
図の直角三角形について、\(\sin\theta,\ \cos\theta,\ \tan\theta\) を求めよ。
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図の直角三角形について、\(\sin\theta,\ \cos\theta,\ \tan\theta\) を求めよ。
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図の直角三角形について、\(\sin\theta,\ \cos\theta,\ \tan\theta\) を求めよ。
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図の直角三角形について、\(\sin\theta,\ \cos\theta,\ \tan\theta\) を求めよ。(\(\theta\)の位置に注意)
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次の値を求めよ。\(\sin30^\circ\)、\(\cos30^\circ\)
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次の値を求めよ。\(\sin45^\circ\)、\(\cos45^\circ\)、\(\tan45^\circ\)
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次の値を求めよ。\(\sin60^\circ\)、\(\cos60^\circ\)
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目の位置から見上げる角度(仰角)が\(45^\circ\)、水平距離が6mのとき、目の高さから先端までの高さを求めよ。
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図の直角三角形について、\(\sin\theta,\ \cos\theta,\ \tan\theta\) を求めよ。
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図の直角三角形について、\(\sin\theta,\ \cos\theta,\ \tan\theta\) を求めよ。
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図の直角三角形について、\(\cos\theta,\ \tan\theta\) を求めよ。
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次の値を求めよ。\(\tan30^\circ\)、\(\tan60^\circ\)
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目の位置から見上げる角度(仰角)が\(30^\circ\)、水平距離が9mのとき、目の高さから先端までの高さを求めよ。
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目の位置から見上げる角度(仰角)が\(60^\circ\)、水平距離が15mのとき、目の高さから先端までの高さを求めよ。
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図の直角三角形について、\(\tan\theta\) を求めよ。
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図の直角三角形について、\(\sin\theta,\ \cos\theta,\ \tan\theta\) を求めよ。
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\(\theta\)は鋭角で、\(\tan\theta = \dfrac{3}{4}\)であるとき、\(\sin\theta,\ \cos\theta\) を求めよ。
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\(\theta\)は鋭角で、\(\tan\theta = 1\)であるとき、\(\sin\theta,\ \cos\theta\) を求めよ。
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目の位置から塔の先端を見上げる角度(仰角)が\(60^\circ\)、水平距離が20mのとき、目の高さから先端までの高さ \(h\) と、目の位置から先端までの視線の距離(斜辺)\(\ell\) を求めよ。
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はしごの根もとが壁から5m離れた地点にあり、はしごと地面のなす角が\(60^\circ\)であるとき、はしごの長さと、はしごが壁に届く高さを求めよ。
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ここから先はPDF限定の腕試し。複合図形や測量の応用など、入試の基礎レベルに挑戦しよう。
ビルの上にアンテナが立っている。ビルから水平に10m離れた地点から見ると、ビルの先端(アンテナの根もと)を見上げる角度は\(45^\circ\)、アンテナの先端を見上げる角度は\(60^\circ\)であった。目の高さからのビルの高さと、目の高さからアンテナの先端までの高さを求めよ。
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傾斜角\(30^\circ\)の坂道がある。この坂道を水平距離で9m進んだとき、実際に登った高さ(垂直方向)と、坂道に沿って進んだ距離(斜辺)を求めよ。
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高さ6mの木がある。太陽の高度(仰角)が\(45^\circ\)のときと\(30^\circ\)のときで、木の影の長さはそれぞれ何mになるか求めよ。
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底辺の長さが14、底角がともに\(45^\circ\)の二等辺三角形がある。この三角形の高さと、等しい2辺の長さを求めよ。
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ビルの真下から一直線上にある2地点A、Bから先端を見上げる角度を測ったところ、ビルに近いA地点では\(60^\circ\)、A地点よりビルから20m遠いB地点では\(30^\circ\)であった。A地点からビルまでの水平距離と、ビルの高さを求めよ。